研課題
J-GLOBAL ID:202104020191162566  研究課題コード:12102838

ワイヤレスハーネス通信システム

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 電気通信研究所, 教授 )
研究概要:
本研究は、ハーネスの代わりに金属メッキされた可撓性のあるホース(電波ホース)を伝送路として用いる自動車用ワイヤレスハーネス通信システムにおいて、自動車搭載を容易に実現できる「外径6.5mmの電波ホース」がワイヤレスハーネス通信システムに適用可能であることを伝送損失、受信感度、遅延スプレッド、ホース切断/圧搾による伝送特性の劣化等の評価により明らかにし所期の目標を達成した。また、マルチGb/sの伝送が容易に可能であること、及び小径電波ホースによる"マルチチャネル"伝送評価の結果、主信号に影響を与えず、簡易な送受信アンテナでマルチチャネル伝送が容易に可能であることを実証し目標を達成した。さらに、送受信モジュールを含む電波ホース重量(/4 m)は514 gと推定され、目標の約1/2を実現した。なお、車が発生する雑音の伝送特性への影響は既に別プロジェクトで問題が無いことを検証済みである。 今後の課題としては, 複雑な車内配線に対応するためにホースの分岐部を開発することがある。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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