研課題
J-GLOBAL ID:202104020255358214  研究課題コード:12101438

骨代謝を利用した持続的骨修復インテリジェント材料の作製

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部生命応用化学科, 助教 )
研究概要:
本研究において、骨修復を目的とした多孔体に骨疾患(骨粗鬆症)の治療に有効な成分として骨形成を促進する亜鉛を選択した。上記研究開発実施期間において研究開発担当者は、生体吸収性骨修復材料として臨床で使用されているリン酸三カルシウム(TCP)多孔体に、亜鉛を導入することを試みた。TCP合成のための原料粉末に亜鉛化合物を導入し、亜鉛含有TCP粉末を合成した。この粉末を使用し従来用いたTCP多孔体の作製法により多孔体を作製し、気孔率約90%の多孔体を作製することができた。次年度の研究開発期間において、多孔体原料粉末への亜鉛導入許容量および多孔体からの亜鉛の放出挙動の制御に取り組む予定である。
タイトルに関連する用語 (4件):
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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