研課題
J-GLOBAL ID:202104020377240737  研究課題コード:12102151

有機リン系毒性農薬を検出する微生物酵素を用いた新規簡便分析システムの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 生命環境科学研究科, 教授 )
研究概要:
中国ギョーザ事件で問題となった有機リン系毒性農薬を分析する革新的簡便検査システムを開発する。有機リン系農薬の毒性指標として、脳由来酵素アセチルコリンエステラーゼ(AChE)の活性阻害測定がある。しかし脳のAChEは安定性が低く、阻害と失活の判別が難しい上に、活性測定法も複雑である。そこで本申請ではこれらの欠点を克服し、従来と全く異なる原理による有機リン系毒性農薬分析システムを開発する。まず独自に単離した微生物から安定なAChE酵素を得、次に反応阻害に伴う微小な電気信号変化を直接検出できる新規な測定システムISFETに組込み、食品・飲料水・環境中の有機リン系毒性農薬を迅速・簡便かつ微量・コンパクトに分析するシステムを開発する。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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