研課題
J-GLOBAL ID:202104020443158095  研究課題コード:11101842

織物構造マイクロチューブラー型電気化学セルの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 稲盛フロンティア研究センター, 教授 )
研究概要:
極細チューブ状であり、織物構造により高い体積密度をもち、プロトン伝導性酸化物を用いて中温領域を作動温度とするマイクロチューブラー電気化学セルの研究開発を行うことを目的とし、セルのプロセッシング方法の検討および作動実証を目標として検討を行った。織物構造とするためのセル前駆体には、(i)柔軟であること、かつ、(ii)焼成処理によりセル形状に脱脂・焼成できることが要件として求められたが、検討の結果、当初想定したバインダー(PVAc、PVBなど)ではどのように条件を調整しても、要件(ii)を満たせないことが判明した。そこで、バインダーの種類の探索を行った結果、ある種の樹脂をバインダーとして用いたときに、(ii)の要件を満たせることが判明した。バインダーの探索と検討に時間を費やしたため、電気化学セルの検討は行えなかったが、ここで得た知見を用いて電気化学セルの作成が可能であり、今後検討を行っていく。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る