研課題
J-GLOBAL ID:202104020455175025  研究課題コード:11101039

新規病態関連タンパクGPNMBに着目したALS早期診断薬開発並びに発症機序解明

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬効解析学, 教授 )
研究概要:
本研究は、運動ニューロン疾患の一つである筋萎縮性側索硬化症 (ALS) に対する、新規病態関連因子glycoprotein nonmetastatic melanoma protein B (GPNMB) の役割を詳細に検討し、ALS病態の解明および新規治療薬・診断薬の開発へと繋げていくことを目的として実施した。本研究により、GPNMBの運動神経細胞保護作用が認められ、さらにヒト血清を用いた試験ではバイオマーカーとしての可能性が示唆された。本研究は、GPNMBがALS病態への関与があることを示した世界初の知見である。今後は、GPNMBの運動神経細胞死のメカニズムを解明し、ALSの治療薬およびバイオマーカーの創出へと発展させていきたい。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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