研課題
J-GLOBAL ID:202104020596181070  研究課題コード:12102023

小動物用リポソームを用いた非侵襲点眼ワクチンの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院生命環境科学研究科獣医学専攻, 准教授 )
研究概要:
涙液中で安定性を持たせ涙道吸収能を示すリポソームを開発し、小動物医療の感染症予防において期待される点眼ワクチン用デリバリーシステムの確立を目的とした。その結果、涙液中での安定性と涙道吸収能を示す最適なリポソーム粒径ならびに脂質組成、さらに高い免疫誘導能を示すリポソーム粒径について明らかする事ができた。本研究の成果は、点眼ワクチン用デリバリーシステム確立のための涙道関連リンパ組織(TALT)への抗原デリバリーを可能にするリポソームを構築するという当初の目的を達成した。今後は、ワクチンの最適なアジュバントについて検討し、犬を用いた免疫誘導実験により実用化に向けたリポソーム点眼接種ワクチンの有用性について評価を行う。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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