研課題
J-GLOBAL ID:202104020704385507  研究課題コード:20338740

水産用ワクチンのイノベーション・ブレークスルー:キンギョヘルペスウイルス病に対する弱毒生ワクチンの実用化

体系的課題番号:JPMJTR20U5
実施期間:2020 - 2022
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 学術研究院 海洋生物資源学部門, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJTR20U5
研究概要:
不活化ワクチンしかない水産用ワクチンにおけるイノベーションとして、第1号の弱毒生ワクチンの実用化を目指す。東京海洋大学では、キンギョ養殖で問題なヘルペスウイルス病に対して、効果が高く、容易に病原性が復帰しない安全性の高い弱毒生ワクチン候補の作出に成功している。本課題では、各種キンギョ品種での効果、最少有効量、水温の影響などの有効性に関して、また、魚体からの消失時間、成熟に伴う排菌、天然魚への病原性、ワクチン株の判別法などの安全性に関してさらに検討を行い、ワクチンメーカーがこの候補を実用化判断できるデータを得る。加えて、畜産のガイドラインを参考に、水産養殖特有の環境での安全性評価試験を提案する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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