研課題
J-GLOBAL ID:202104020775424503
研究課題コード:13410087
生体内で作製する結合組織小口径代用血管の同種・異種グラフトへの応用
実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 医学部附属病院, 研究員 )
研究概要:
本研究期間内には1)Biotube移植後の長期観察としてビーグル犬の頚動脈に自家移植したBiotubeの6年を超える長期開存を超音波検査により確認した。2)ブタ、或はウサギで作製したBiotubeをビーグル犬の頚動脈に異種移植を行った。また、以前、ビーグル犬で作製し、凍結保存しておいたBiotubeを解凍し、同種移植を行った。いずれも、自家移植の際と同様の手技で問題なく移植可能であり、移植直後の急性期の耐久性、開存性には問題なかった。3)ビーグル犬の左内頚動脈-右外頚静脈間にバイオチューブを介在させシャントを作成した。術後は良好なthrillを触知した。また、術後3週間後に施行した血管造影においては、良好なシャント血流が確認できた。今後、1)に関しては長期移植後の組織学的評価を、2)、3)に関しては、長期の開存性、耐久性の評価を行っていく。
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研究制度:
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