研課題
J-GLOBAL ID:202104020786175998  研究課題コード:10102057

粘膜免疫誘導能を有する多機能性ウイルスベクター産生系の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学系研究科, 講師 )
研究概要:
本研究の最大の目標である研究室スペックhPIV2ベクターからM遺伝子をすべて除去した医薬品スペック非増殖型hPIV2ベクター(hPIV2ΔM)への改変に成功した。このhPIV2ΔMベクターにEGFP遺伝子を搭載した遺伝子組換えウイルスベクターを作製し、in vitroならびにin vivoでの発現を確認した。しかしながら、コドンを最適化した抗原遺伝子を搭載したhPIV2ΔMベクターおよび高タイターのウイルス産生能をもつパッケージング細胞は期間内に得られなかった。一方、最適化をしていない抗原を搭載したhPIV2ΔMベクターは作製できた。このベクターのマウス経鼻投与により抗原に対する高い抗体価が認められた。今後も細胞株のスクリーニングを続け実用化に向けたベクター産生向上をめざす。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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