研課題
J-GLOBAL ID:202104020871711947  研究課題コード:12102195

発泡ガラスを素材としたホウフッ化物イオン除去材の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 地域学部, 特任教授 )
研究概要:
ソーダ石灰ガラス粉末にアルミニウム、マグネシウム化合物及び発泡剤とし炭化ケイ素を混合した後、約900°Cで焼成して得られたガラス発泡体を水酸化ナトリウム溶液中で水熱処理するという一連の工程によりホウフッ化物イオン(テトラフルオロホウ酸イオン、BF4-) の除去材を製造した。 ガラス発泡体へのアルミニウム及びマグネシウム化合物の添加量、振とう時のpH、温度、時間の影響について検討したところ、BF4-を分解できることを見出した。この分解には、共存イオンの影響がなく、また、生じたフッ化物イオンは水熱処理ガラス発泡体により吸着除去できることを明らかにした。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る