研課題
J-GLOBAL ID:202104021146070550  研究課題コード:12101867

結晶性制御技術を用いたジルコニアセラミックスへのアパタイト薄膜成膜技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
歯科インプラント治療は年々普及し、近年、従来のチタン材料に加え、審美性に優れ、メタルフリーが可能なジルコニア材料が欧米を中心に注目を集めている。ジルコニアは生体不活性で、表面粗さ処理が困難なため、骨との結合を高めるためにはハイドロキシアパタイト(HA)のコーティングが有望である。研究代表者らは2003年にスパッタリング法によるチタンへのHA薄膜の水熱結晶化技術を開発し、HA薄膜インプラントへの実用化を図った。本研究では本技術を活用し、ジルコニアへのHA薄膜コーティング、水熱結晶化処理を行う。また、課題であるHA膜のジルコニア基板との付着強度を向上させるため、傾斜型中間層を設け、本コーティング技術の確立を図る。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る