研課題
J-GLOBAL ID:202104021228614647  研究課題コード:13410229

腸管型IL-10産生型制御性T細胞(Tr1)による炎症誘導発がんの抑制

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 研究員(移行) )
研究概要:
粒子状β-グルカンの経口投与が抗炎症性細胞を誘導することにより、全身のサーフェスバリア(腸管、皮膚など)に抗炎症機能をもたらす可能性について検討を行った。粒子状β-グルカンの経口投与により小腸パイエル板にIL-10産生細胞(Tr1様細胞)が増加し、腸炎をはじめとする炎症性疾患を抑制する効果も認められた。In vitro, in vivoにおいて抗炎症性細胞の発現にはIL-10が必須であった。本研究で用いたβ-グルカンは粒子径が均一で腸管や樹状細胞への取り込みも効率的と考えられる。消化管免疫を高めて炎症を予防あるいは治療する新規経口剤の開発と実用化は、医療コストを下げて国民の健康の質を向上する効果をもたらすことが期待される。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る