研課題
J-GLOBAL ID:202104021231851919  研究課題コード:7700007309

細胞移植治療に用いる間葉系幹細胞分離システムの開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 研究所先進医工学センター生体工学部, 室員 )
研究概要:
間葉系幹細胞を用いた細胞移植治療を実施する場合、目的幹細胞のみを正確かつ迅速に患者から分離する必要がある。そこで、手術場や処置室等でも迅速に間葉系幹細胞を分離できる細胞分離カラムシステムを提案する。現在用いられている細胞分離法としては、FACSやFicoll法が挙げられるが、これらの手法は幹細胞を分離するために化学試薬を使用する必要がある。このため移植用細胞としての安全性を十分に確保することが難しく、大規模な分離設備や培養室を設置することが要求される。これまでに開発してきた細胞分離システムは細胞ローリングの原理により細胞を分離するため、極めてシンプルな装置系で、かつ短時間で目的細胞の分離を達成できる。本提案では、開発した分離システムをガラス基板上にパターニングし、マイクロチップ化細胞分離基材のプロトタイプを作製する。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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