研課題
J-GLOBAL ID:202104021304127599  研究課題コード:10102298

周波数選択性測定システムの構築から難聴病態解明と次世代補聴器の開発へ

実施期間:2010 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部(信濃町), 講師 )
研究概要:
本研究の目標として、現在まで研究レベルでのみ使われていた周波数選択性測定を一般臨床に応用し、外来での難聴者に対して測定を行うことで実際外来診療においてその測定精度が一定化・普遍化することを確認することと、既知の検査データとの比較検討において、周波数選択性測定結果の解釈の検討をすることとした。研究レベルでは5周波数測定するために約4時間程度要していた時間を、今回診療においての測定時間を20分程度まで短縮可能であった。また、加齢性難聴者を対象に行った測定結果では、純音聴力検査、語音聴力検査、ノイズ下語音検査、OAE等との相関関係がみられ、一定の精度をもって測定が行えることが可能であった。今後はこれらの測定結果からの聴覚特性を用いての増幅装置を開発していきたい。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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