研課題
J-GLOBAL ID:202104021331691129  研究課題コード:7700004717

高熱流速マイクロプラズマを用いた有害ナノ粒子除去技術の開発と応用

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理工学研究科, 助手 )
研究概要:
粒径が100 nm 以下の超微小粒子(ナノ粒子)は、ディーゼル排気除去フィルター(DPF)でも処理できないことからディーゼル排気中に大量に含まれ、その高い有害性も指摘されている。また、ナノテクノロジー材料としての開発や廃棄の段階でも発塵するものであり、健康リスクの観点からも可搬的に設置可能でかつ高効率に気相ナノ粒子を分解除去できる技術開発が望まれている。そこで、本研究では、局所的に熱出力を高められる高熱流速マイクロプラズマ技術を応用し、ナノ粒子の完全分解処理が可能な可搬型のナノ粒子除去装置の開発を行う。その際、ナノ粒子のみを常温常圧下で選択的に分級捕集できる新規技術(PCT/JP2006/305205)を用い、ナノ粒子の分解特性を除去率のみ成らず組成成分の観点からも明らかにし、DPF 後段への設置可能性など、健康リスクを考慮した実用化の可能性を検討する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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