研課題
J-GLOBAL ID:202104021459232160  研究課題コード:10102441

高病原性鳥インフルエンザウイルスのヒト-ヒト間感染変異を監視する診断キットの開発

実施期間:2010 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 生命健康科学部, 教授 )
研究概要:
目標イムノクロマトの原理を応用し、高病原性鳥インフルエンザウイルス (H5N1)のヒト型適応変異監視技術を開発する。達成度1)イムノクロマトの原理を応用したプロトタイプキットの構築:目標達成。2)操作時間:目標の15分以内を達成。3)使用ウイルスの必要最少量:4 HAU(目標の2倍)のウイルスが必要、感度上昇が求められる。4)ウイルス受容体としての化学合成シアロ糖鎖量:目標の20 nmolを達成。5)H5N1ウイルスのヒト型変異の識別:鳥型レセプターを認識するH5N1との反応性を確認。ヒト型は未確認。以上、目標の5項目中3項目は完全達成、2項目は部分達成できた。今後の展開より、高感度、髙特異的キットを完成し、地球規模で使用可能とする。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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