抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,二次元平面-Poiseuille流における局在波パケット(LWP)の減衰と成長を,数値的および理論的に研究した。Reynolds数(Re)が臨界値Re_cより小さいとき,LWPの擾乱運動エネルギーE_kは時間と共に単調に減少し,3つの減衰期間,すなわち,初期と最終急降下期間,および中期プラトー期間を経験する。減衰LWPのより高い初期E_kはより長い寿命に対応する。シミュレーションによれば,寿命スケールは(Re_c-Re) ̄-1/2であり,ReがRe_cに近づくと寿命の発散を示し,”臨界減速”として知られる現象である。パターン保存近似を提案することにより,進化するLWPの積分運動学特性(例えば,擾乱エンストロフィー)は,E_kのReおよび単一値関数に無関係であり,擾乱運動エネルギー方程式を,サドルノード分岐の古典的微分方程式に変換することができ,それによって,減衰LWPの寿命を導き出し,-1/2スケーリング則を支持した。さらに,パターン保存近似およびRe<Re_cとして得られた積分運動学特性を適用することにより,Reynolds数およびE_k<0.15を有する上部分岐LWPを,擾乱運動エネルギー方程式でうまく予測し,パターン保存が,この局所化遷移構造の本質的特徴であることを示した。【JST・京大機械翻訳】