抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:後期2021年に,流行波はハンガリーのデルタSARS-CoV-2変異体によって支配された。ブースターワクチンは8月2021日から開始した。方法:全国的HUN-VE3研究は,Delta波中のSARS-CoV-2関連感染,入院および死亡率に対する一次免疫および単一ブースターワクチン接種の有効性と耐久性を検討した。【結果】研究集団は,パンデミックの始めに18~100歳の8,087,988個体を含んだ。Delta波の間,年齢,性別,暦日,および慢性疾患を調整後,登録SARS-CoV-2感染に対する一次ワクチン接種のワクチン有効性(VE)は,それぞれ16-64および65-100歳コホートにおける一次免疫後,11%から77%および18%から79%の間であり,一方,ほとんど全てのワクチンタイプで6か月後には,若年年齢群ではゼロに近く,高齢者では40%またはやや少なかった。65~100歳の集団では,Pfizer-BioNTech後のCovid-19感染に対する高い88.1%~92.5%の調整効果,および現代ブースター投与後の92.2%~95.6%が見出され,一方,SinopharmおよびJanssenブースター用量は,それぞれ26.5%~75.3%および72.9%~100.0%の調整VEを与えた。Covid-19関連入院に対する調整VEは,Pfizer-BioNTechで14-120日以内に高かった:76.6%,現代:83.8%,Sputnik-V:78.3%,AstraZeneca:73.8%,一方,Sinopharm:45.7%とJanssen:26.4%。Covid-19関連入院に対する保護のwanningは,mRNAワクチンまたはJanssenワクチンによるブースターワクチン接種は,ほとんど100%まで調整VEを増加したが,Sinopharmブースター用量は,より有効でないことを証明した。1次免疫後のCovid-19関連死亡に対するVEは,高または中等度であった:Pfizer-BioNTech:81.5%,現代:93.2%,Sputnik-V:100.0%,AstraZeneca:84.8%,Sinopharm:58.6%,Janssen:53.3%。また,この結果に対するVEは,時間とともに中程度の減少を示したが,ブースターワクチンは,Sinopharmブースターを除き,ほぼ100%まで有効性を回復した。結論:HUN-VE 3研究は,デルタ波中の全ての検査結果に対し,全てのワクチン型でVEを悪化させ,mRNAまたはJanssenワクチンによるブースターワクチン接種の目立った利点を確認した。これは,デルタパンデミック波の間,6つの異なるブースタータイプに対して同等の有効性結果を提供する最初の研究である。【JST・京大機械翻訳】