抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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新たに開発した数値相対論的コードSPHINCS_BSSNを用いて行った最初の中性子星合併シミュレーションを示した。このコードは,BSSN定式化を用いてメッシュ上の時空を進化させるが,一般的相対論的平滑粒子流体力学(SPH)の高精度バージョンに従って,Lagrange粒子を介して物質が進化する。このコードは,他の数値相対論的符号と比較して多数の新しい方法論要素を含む。ここでの主な焦点は,中性子星合併をモデル化するために導入した新しい要素である。これらは,a)空間時間メッシュの精密化(時間内に固定),b)粒子-メッシュマッピングアルゴリズムにおける対応する変化,およびc)最近開発した「Artiative圧力法」による2成分系のためのSPH初期データを構築するための新しい方法である。この後者の方法は,ライブラリLORENEにより生成されたスペクトル初期データを利用し,SPHINCS_IDと呼ばれる新しいコードに実装される。著者らの主な焦点は,これらの新しい方法論的要素を導入し,SPHINCS_BSSNの現状を文書化することであるが,著者らはまた,”ソフト”(Γ=2.00)と”スティフ”(Γ=2.75)ポリトロピー状態方程式を用いた中性子星合併シミュレーションのセットとしても示した。【JST・京大機械翻訳】