生細胞をカプセル化できる相分離構造を有する注射可能なヒドロゲル【JST・京大機械翻訳】

Ishikawa, S.; Yoshikawa, Y.; Kamata, H.; Chung, U.-i.; Sakai, T.

プレプリント

J-GLOBAL ID：202202203151296800 整理番号：22P0313989

生細胞をカプセル化できる相分離構造を有する注射可能なヒドロゲル【JST・京大機械翻訳】

Injectable hydrogels with phase-separated structures that can encapsulate live cells

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発行年： 2022年02月01日プレプリントサーバーでの情報更新日： 2022年02月01日
JST資料番号： O7001B 資料種別：プレプリント
記事区分：プレプリント発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

注射可能なヒドロゲルは,液体の形で最小侵襲性に投与できる生体材料であり,有望な人工細胞外マトリックス(ECM)材料と考えられている。しかし,通常の注射可能なヒドロゲルは,水溶性分子から合成され,非相分離構造をもたらし,コラーゲンやエラスチンのような相分離不溶性構造蛋白質を有する天然ECMと構造的に異なる。ここでは,無機塩を添加して注入可能なヒドロゲルに相分離構造を付与する簡単な材料設計法を提案した。最適濃度における硫酸カリウムと相互に架橋可能なテトラアームポリ(エチレングリコール)のゲル化溶液を注入すると,in situで相分離構造を有するヒドロゲルが生成した。これらの相分離構造は,増殖活性を損なうことなく,生きているマウス軟骨形成細胞のカプセル化を可能にする一方で,破壊靱性の8倍の増加をもたらす。著者らの知見は,無機塩の濃度が人工ECMsのための注射可能なヒドロゲルにおける重要な設計パラメータであることを強調した。【JST・京大機械翻訳】

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医用素材

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