抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Fe-ピニクタイド/カルコゲン化物および銅酸化物超伝導体に構造的に関連する層状ビスマスオキシスルフィド材料は,低次元超伝導体の物理を理解するために大きな注目を集めている。著者らは,最近発見されたBiCh_2系超伝導体La_1-xCe_xOBiSSeとx=0.3のペアリング対称性を,横方向磁場(TF)ミューオンスピン回転測定により調べ,さらに,磁化,抵抗率およびゼロ磁場(ZF)ミューオンスピン緩和測定の結果を示した。バルク超伝導はx=0.3で2.7K以下で観測され,抵抗率と磁化データによって確かめられた。TF-μSRデータから,磁気侵入深さの温度依存性を,単一ギャップs-または異方性s波モデルと比較して,等方性2ギャップs+s波モデルによって記述でき,Fe-pnictide/カルコゲン化物およびMgB_2との類似性を示した。さらに,TF-μSRデータから,ロンドンの侵入深さλ_L(0)=452(3)nm,超伝導キャリア密度n_s=2.18(1)x10 ̄26キャリア/m ̄3,および有効質量増強m ̄*=1.66(1)m_eを決定した。”T_F-μSR”データから,それぞれ,Londonの侵入深さλ_L(0)=452(3)nm,超伝導キャリア密度n_s=2.18(1)x10 ̄26キャリア/m ̄3および有効質量増強m ̄*=1.66(1)m_eを決定した。ZF-μSR測定において,100mKまで自然内部場の兆候は見出されず,時間反転対称性がこのシステムで保存されることを示唆した。【JST・京大機械翻訳】