抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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COVID-19は世界的流行となり,国全体に不均一に分布するほぼ30万人の死亡をもたらした。感染致死率(IFR)の推定は,無症候性または軽度の症候性感染の存在および試験能力の欠如のため,捉えられていない。著者らは,COVID-19のIFRを導くためのグローバルデータを分析した。各国または地方におけるCOVID-19IFRの推定は,可変サンプリング様式,人口統計学,および健康管理資源により異なる。著者らは,各国のサンプリング努力と報告されたケース致死率に基づく新しい統計的アプローチを提示する。この関数の漸近は,グローバルIFRを与える。139か国からの累積COVID-19データにこの漸近推定子を適用することは,1.04%のグローバルIFR(CI:0.77%,1.38%)を明らかにした。推定者からのCFRの偏差は,デモグラフィーまたは一人当たりGDPと相関しておらず,このことは,変動が,異なる試験体制または国による報告ガイドラインによることを示唆する。血清有病率研究によるIFRの推定および事例研究またはサブサンプル集団からの点推定値は,サンプル被覆率によって制限され,死亡率が年齢および治療アベイラビリティによって劇的に変化することが知られているので,グローバルなIFRを知らせない。著者らの推定IFRは,多くの以前の推定と整合し,COVID-19IFRの大域的推定における最初の試みである。【JST・京大機械翻訳】