抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:術中OCT(iOCT)が長期過圧なしで外科的プロトコルを最適化するかどうかは,Descemet膜内皮角膜移植術(DMEK)中の標準プロトコルに対して非劣性であるかどうかを評価する。オランダとベルギーの3つの角膜中心に,Fuchs内皮角膜ジストロフィーに起因する角膜内皮機能不全の65人の患者のデザインA多施設国際前向き非劣性ランダム化比較試験対象Sixty-55偽水晶体眼を登録した。【方法】研究は,ルーチンDMEKのために予定された63人の患者を含んだ。被験者を,iOCT使用無しで対照腕(n=33)に無作為化し,8分間正常生理的限界(すなわち,過剰圧)または介入腕(n=32)以上の眼圧をOCTガイドで上昇させ,移植片配向と接着を評価し,眼圧を延長した。RDと95%信頼区間(95%CI)を,1000ブートストラップサンプルを用いてロジスティック回帰モデルから計算した。二次転帰は,移植片剥離の発生率,外科医報告iOCT支援外科的意思決定,外科的時間,内皮細胞密度(ECD)および補正距離視力(CDVA)を含んだ。主要転帰尺度は,再出血,移植片不全,および医原性急性緑内障として定義される術後手術関連有害事象の発生率であった。非劣性マージンを10%の危険差(RD)に設定した。【結果】対照群において,13の有害事象を,介入群の12人の被験者における13の有害事象と比較して,10人の被験者で記録した。平均未調整RDは0.38%(95%CI:-9.64-10.64)であり,研究サイトで調整したRDは-0.32%(95%CI:-10.29-9.84)であった。ECDとCDVAの有意差は,術後3か月と6か月の間に2群間で見つからなかった。外科医は,iOCTが症例の40%で外科的意思決定を支援することを報告した。外科的および移植片変性時間は,iOCT群でそれぞれ13%および27%短かった。結論:長期過圧からの再燃によるOCT誘導DMEK手術は,従来の治療と比較して非劣性であった。手術時間はかなり減少し,外科医は40%の症例でiOCT支援外科的意思決定を報告した。長期過圧からの回復は,術後ECDまたはCDVAに影響しなかった。【JST・京大機械翻訳】