抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高次元システムのための量子誤り訂正符号は,一般に,量子ビットシステムのためのコードから直接構築できる。未知のままであるのは,高次元システムのための効率的なコード設計技術が存在するかどうかである。本論文では,三成分量子系に対する7キュートリット誤り訂正符号を提案し,この設計定式化が量子ビットシステムにおいて等価を持たないことを示した。このコードは,CSS構造を維持しながら,単一誤差を修正するのに必要な四重項の数に最適である。この縮退CSS符号は,(i)7つの同時位相誤差と単一ビット誤差を補正でき,(ii)21の可能な対のうちの18つで,4分の1の事前定義対に関する2つの同時ビット誤差,および(iii)実装のコストに関して,この符号の回路の深さは,三元Steane符号のものより2つだけ大きい。提案した符号は,二値量子システムから符号を単純に運搬する代わりに,三元量子系に対して明示的により良い符号を設計できることを示した。【JST・京大機械翻訳】