プレプリント
J-GLOBAL ID:202202207420075683   整理番号:22P0031922

分子進化解析で明らかにした候補Phyla放射線(CPR)細菌におけるより小さいリボソームの特徴【JST・京大機械翻訳】

Features of smaller ribosomes in Candidate Phyla Radiation (CPR) bacteria revealed with a molecular evolutionary analysis
著者 (4件):
資料名:
発行年: 2022年01月07日  プレプリントサーバーでの情報更新日: 2022年01月07日
JST資料番号: O7001B  資料種別: プレプリント
記事区分: プレプリント  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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Candidate Phyla放射線(CPR)は,主に非培養系統から成る大きな細菌群である。それらは小細胞及び小ゲノムを持ち,通常(非CPR)細菌において基本的に遍在するリボソーム蛋白質L1,L9及び/又はL30を欠く。ここでは,CPR細菌のゲノム情報を包括的に分析し,それらのユニークな性質を同定した。CPR細菌における蛋白質長の分布において,ピークは100-150アミノ酸付近にあり,一方,ピークの位置は,自由生活非CPR細菌において100-300アミノ酸の範囲で,また,ほとんどの共生非CPR細菌において約100~200アミノ酸で変化した。これらの結果は,CPR細菌が共生非CPR細菌のような平均でより小さな蛋白質を有することを示した。リボソーム蛋白質L28,L29,L32,およびL33も,系統特異的様式でCPR細菌で欠失することを見出した。さらに,CPRにおける全リボソーム蛋白質の約半分の配列は,部分的には,欠損領域または特異的添加領域を有する非CPR細菌のものとは異なる。また,16S,23Sおよび5S rRNAのいくつかの領域はCPR細菌に欠けており,CPR細菌における3つのrRNAの全予測長は非CPR細菌のそれよりも小さいことを見出した。CPRリボソーム蛋白質およびrRNAの欠損領域はリボソームの表面近くに位置し,いくつかは互いに近接していた。これらの観察は,リボソームが,単純な表面構造を有する自由生活非CPR細菌よりもCPR細菌において小さいことを示唆する。【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現  ,  微生物の生化学  ,  遺伝子操作 

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