抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オブジェクト接地タスクは,言語通信を通して画像中にターゲットオブジェクトを位置決めすることを目的とする。人間のコマンドの理解は,効果的な人間-ロボット通信に必要な重要なプロセスである。しかし,これは人間のコマンドが曖昧で誤りがあるため困難である。本論文は,エージェントがシーングラフから得られた意味データに基づいて関連質問を問うことにより,人間の参照表現を解消することを目指している。このエージェントが,元のユーザコマンドを解消できる意味的に関連する質問に,シーングラフからオブジェクト間の関係を使用できるかどうかを試験した。本論文では,画像シーングラフから意味的データおよび言語シーングラフから人間コマンドに基づく地上オブジェクトまでの言語構造を用いる,Scene Graph(IGSG)を用いたインクリメンタルグラウンドリングを提示した。ベースラインと比較して,IGSGは複数の同一ターゲットオブジェクトが存在する複雑な実世界シーンにおいて有望な結果を示す。IGSGは,ユーザに逆行する質問を嫌うことにより,曖昧または誤った参照表現を効果的に解消できる。【JST・京大機械翻訳】