抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・3α反応とは,赤色巨星中心部などで進む元素合成反応。
・反応の流れは,まず2つのα粒子が基底状態である
8Beを形成し,その後,
8Beがを捕獲。
・高温環境では,そのα粒子大半が
12CのHoyle状態を経由し,脱励起をし,
12Cの基底状態を形成。
・低温環境では,Hoyle状態を経由せず
12Cの束縛状態に直接移行する反応が重要。
・3α反応の反応率を実験で測定することは,
8Beの半減期が非常に短いことから困難とされていることは,理論計算による反応率の精密な見積もりが重要。
・本稿では,
12Cが3つのαクラスターから形成されることを過程し,低温領域の
8Be(α,γ)
12C反応の反応率を計算した論文を紹介。