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J-GLOBAL ID：202202210717416101   整理番号：22A0611763

高分子と液晶と界面-データ駆動型手法への期待

Polymers, Liquid Crystals and Interfaces-Expectations for Data-driven Approaches

著者 (1件)： 関隆広 (名古屋大学大学院工学研究科)
資料名： 表面と真空  (Vacuum and Surface Science)
巻： 65  号： 1  ページ： 27-32(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： G0194B  ISSN： 2433-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,液晶(LC)の光配向制御とアゾベンゼン含有ポリマー中の物質輸送過程という,表面媒介型の光誘起効果に関する2つのトピックを紹介する。LCの大きな協同作用のため,基板表面(コマンド層)上でのアゾベンゼンの光異性化は多数のLC分子の配向を制御することができる。最近の研究により,LC高分子膜の自由表面にコマンド層を設定できることが明らかになった。一方,アゾベンゼン膜では,光誘起物質輸送も盛んに研究されている。最近,物質移動プロセスにおける自由表面の重要な役割を実証した。このようなソフト界面において,データ駆動型手法による系の最適化,未解決問題の解明が期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *液晶 ,  *高分子薄膜 ,  分子配向 ,  *物質移動 ,  データフロー制御 ,  表面 ,  協力作用 ,  光異性化 ,  自由表面 ,  最適化
準シソーラス用語： コマンド ,  *データ駆動 ,  共同作用 ,  *光配向 ,  *光誘起

著者キーワード (10件)： 液晶 ,  高分子薄膜 ,  光配向 ,  光誘起物質移動 ,  データ駆動アプローチ ,  液晶 ,  高分子薄膜 ,  光配向 ,  光誘起物質移動 ,  データ駆動アプローチ

分類 (2件)： 液晶一般  (BK03010L) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

引用文献 (26件)：

• 1) 日刊工業新聞, 2021年8月20日.
• 2) https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/research_area/ongoing/bunyah29-3.html
• 3) http://crea.kyushu-u.ac.jp
• 4) See, for example : Z. Hao, A. Ghanekarade, N. Zhu, K. Randazzo, D. Kawaguchi, K. Tanaka, X. Wang, D.S. Simmons, R.D. Priestley and B. Zho : Nature 596, 372 (2021).
• 5) O. Yaroshchuk and Y. Reznikov : J. Mater. Chem. 22, 286 (2012).

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子 ,  液晶 ,  界面 ,  データ駆動 ,  手法 ,  期待