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J-GLOBAL ID:202202210761449403   整理番号:22A0463695

加熱過程でのメソ相プロピレン-1-ブテンランダム共重合体の構造進化【JST・京大機械翻訳】

Structural evolution of mesomorphic propylene-1-butene random copolymer during heating process
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 201-211  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0918A  ISSN: 0959-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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α-結晶(メソ-α転移)へのメソ相の転移の研究は,ポリプロピレン材料の結晶化,モルフォロジーおよび加工性を理解するために非常に重要である。連続加熱プロセス中のメソモルフィックイソタクチックプロピレン-1-ブテン(iPPBu)ランダム共重合体の構造的発展を,in situFourier変換赤外分光法,示差走査熱量測定,広角X線回折および動的機械分析を用いて調べた。ブテン共単量体の存在はmeso-α遷移挙動に影響した。メソモルフィックiPP単独重合体と比較して,ブテン共単量体の存在は,メソ-α転移の開始温度(T_onset)と末端温度(T_end)の両方を低下させ,転移温度範囲を狭めた。12の単量体を有する3_1螺旋配列の含有量は,メソ-α転移の間に不変であり,メソモルフィックiPP単独重合体のそれとは異なった。メソモルフィックiPP単独重合体と同様に,単量体数n≦12の3_1螺旋配列はiPPBuの剛直非晶質画分に存在するが,メソモルフィックプロピレン-エチレンランダム共重合体のそれとは異なっていることが分かった。メソ-α遷移(60~100°C)では,約841cm-1のバンドのピーク位置の赤方偏移は,分子レベルでの隣接ステムの接近に新しい情報を提供する。さらに,tan(δ)-TプロットにおいてT_end付近での新しいピークを見出し,メソ-α遷移と相関させた。メソモルフィックiPPBuのメソ-α転移の活性化エネルギーは32.5kJ/molであり,これはメソモルフィックiPP単独重合体のそれよりわずかに低かった。本研究は,分子レベルでのiPPBu共重合体のメソ-α遷移機構のさらなる理解に新たな光を当て,メソ-α転移に及ぼすブテン共単量体の影響を明らかにした。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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重合触媒,重合開始剤  ,  高分子固体の構造と形態学 

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