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J-GLOBAL ID:202202211222265040   整理番号:22A0158738

腎細胞癌患者における原発性腫瘍に対する第一選択療法としてのニボルマブ+イピリムマブの有効性【JST・京大機械翻訳】

Efficacy of nivolumab plus ipilimumab as first-line therapy for primary tumors in patients with renal cell carcinoma
著者 (20件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 13.e19-13.e27  発行年: 2022年 
JST資料番号: W3220A  ISSN: 1078-1439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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何種類かの効果的な併用療法の出現により,一次部位でのそれらの効果に関する情報は,将来の細胞還元腎摘出術(CN)の計画に重要である。本研究は,ニボルマブ+イピリムマブによる治療後の一次腫瘍サイズの変化のみに焦点を当て,原発腫瘍における良好な反応に関連する臨床因子を検討した。ニボルマブ+イピリムマブによる治療を開始した進行性腎細胞癌(RCC)と診断された27人の患者を後向きに評価した。1次部位での腫瘍サイズの変化を,それぞれ,水上とクモのプロットを用いて記述した。原発と転移部位の間の腫瘍収縮の相関を分析した。一次腫瘍サイズに従って応答者と非応答者の間で分析したパラメータは,国際転移性腎細胞癌データベースコンソーシアム(IMDC)リスクスコア,末梢血マーカーおよびCRPであった。年齢中央値と追跡調査期間は,それぞれ66年と9.3か月であった。IMDCリスクスコア中央値は3(範囲:1~6)であった。19例の患者は,明細胞RCC(ccRCC)と8例の非ccRCCと診断された。ccRCC患者の中で,9例(47.4%)は,4か月以内にベースラインから原発腫瘍の大きさで30%以上の最大減少で有意な反応を達成したが,非ccRCCの8人の患者のうち3人(37.5%)は有意な反応を達成した。原発腫瘍の収縮はccRCCと非ccRCC症例の両方で転移腫瘍と相関した。注目すべきことに,6人の患者はCNを受け,1次腫瘍が4cmまたはそれ以下の縮小で約50%~60%縮小した3人の患者の手術標本で生存可能な腫瘍細胞は検出されなかった。ccRCC患者の間で,好中球対リンパ球比および単球対リンパ球比は,非応答者より応答者でわずかに低かった(P=0.0944およびP=0.0691)。血小板対リンパ球比は非応答者よりも応答者で有意に低かった(P=0.0391)。ニボルマブ+イピリムマブに対する原発腫瘍における有意な反応は,ccRCC患者の50%で観察され,一方,反応は非ccRCC患者の間で変化した。炎症マーカーは原発腫瘍における治療反応の予測因子である可能性がある。更なる研究が必要であるが,本結果は放射線学的および病理学的観点からCNを考慮することの重要性を示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法 

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