文献
J-GLOBAL ID:202202211333268248   整理番号:22A0560505

組織工学応用のためのポリ(ε-カプロラクトン)に基づく柔軟なナノ複合材料の開発:ポリ(グリセロールコハク酸)とポリピロールの寄与的役割【JST・京大機械翻訳】

Development of Flexible Nanocomposites Based on Poly(ε-caprolactone) for Tissue Engineering Application: The Contributing Role of Poly(glycerol succinic acid) and Polypyrrole
著者 (9件):
資料名:
巻: 164  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
半結晶性ポリエステルであるポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)は,その好ましい機械的性質,生体適合性および長期生物分解のため,組織工学および再生医療応用に広く使用されてきた。望ましい物理的および化学的特性にもかかわらず,PCLは低い親水性を示し,生物医学的応用に対する有用性を制約する。ここでは,エラストマPCL/ポリ(グリセロールスクシナート)(PGSu)ブレンドおよびそれらのナノ複合材料の合成およびキャラクタリゼーションを,改善された表面濡れ性および調整可能な機械的性質,および制御された生物分解と共に報告した。また,足場の特性に及ぼすポリピロール(PPy)被覆層の影響を調べた。PCLのPGSu比への変化,充填剤としてのナノヒドロキシアパタイト(n-HA)の添加,および足場上へのPPyの沈着を用いて,足場の表面およびバルク特性を調整することにより,カスタマイズした分解および機械的特性を有する足場を加工することが可能である。PGSuとn-HAの添加はPCLマトリックスの親水性を増加させ,その機械的性能を発達させ,in vitro細胞代謝活性を増強した。PCL-PGSuベースの足場のYoung率は,PCLネットワーク内のPGSuとn-HAの量を変えることによって,約11.5MPaから4.5MPaに調整できた。PCLの結晶性もPGSuとn-HAによってかなり影響された。さらに,足場上へのPPyの堆積は,約5×10-2S/cmの望ましい抗菌活性と電気伝導率をもたらした。予想通り,分解速度はPGSu濃度の増加により増加した。同時に,PPy被覆層は分解プロセスを遅らせ,PCLマトリックスの生物分解速度が調節できることを示した。PCL-PGSuに基づく足場は,細胞生存性と増殖も支持し,PPy被覆は細胞生存性を有意に改善した。したがって,合成足場は組織工学応用の範囲に使用できる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  高分子固体の構造と形態学 

前のページに戻る