抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属配位子多重結合の反応性を調節するために,レドックス無香料金属イオンの存在を提案した。しかし,構造/機能関係からの洞察は限られている。ここでは,Fe-(III)イミド錯体[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDipp](1)のアルカリ金属還元により,一連の構造的に特性化されたFe-(II)イミド錯体,[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDippLi-(THF)_2](2),[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDippNa-(THF)_3](3),および[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDippK]_2(4)が,アルカリ金属カチオンがイミド配位子を配位する,という事を提供する,ことが分かった。”Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDippNa-(THF)_3](3),および[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDippK]_2(4)。構造研究は,アルカリ金属イオンが,電荷分離錯体[Ph_2B-(tBuIm)_2Fe=NDipp]-[K-(1,8-C-6)-THF_2](5)におけるFe=N結合距離を,最小アルカリ金属イオンに対して観測された最長結合と共に,中程度に延長することを示した。5とは対照的に,2~4のイミド配位子はプロトン化され,アルキル化され,Fe-(II)アミド錯体を生成した。実験と計算を組み合わせた研究は,アルカリ金属がFe=N結合を分極し,イミド配位子の塩基性が5<4≒3<2に従って増加することを明らかにした。イミド配位子の塩基性は1,4-シクロヘキサジエンとの反応の相対速度に影響し,特に錯体5へのゲーティングアクセスにより,HATに対して活性である化学種である。すべての錯体2~4はベンゾフェノンと反応し,その後,アルカリ金属イオンに依存する相対速度でメタセシス生成物Ph_2C=NDippを除去する準安定Fe-(II)中間体を生成した。対照的に,5との同じ反応はPh_2C=NDippの生成をもたらさない。これらの結果は,アルカリ金属イオンの配位がイミド配位子の構造と反応性の両方を決定し,さらに反応中間体の反応性を指示できることを示した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】