文献

J-GLOBAL ID：202202211652999177   整理番号：22A0438127

クロムドープチタン酸バリウムの物理的性質:クロム取り込みの効果【JST・京大機械翻訳】

Physical properties of chromium-doped barium titanate: Effects of chromium incorporation

著者 (3件)： Hossain Khandaker Monower (Department of Materials Science and Engineering, University of Rajshahi, Rajshahi, 6205, Bangladesh) ,  Ahmad Sohail (Department of Physics, College of Science, P. O. Box 9004, King Khalid University, Abha, Saudi Arabia) ,  Mitro S.K. (Bangamata Sheikh Fojilatunnesa Mujib Science and Technology University, Jamalpur, 2012, Bangladesh)
資料名： Physica B. Condensed Matter  (Physica B. Condensed Matter)
巻： 626  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： H0676B  ISSN： 0921-4526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Crのドーピング効果を解析するために,BaTi_1-xCr_xO_3(x=0,0.005,0.025,および0.05)の物理的性質を調べるために,密度汎関数理論を利用した。ドーピングは材料の特性に実質的な影響を与える。本研究は,この系を完全に理解するために,種々の濃度のCrを組み込むことによってBaTiO_3の物理的性質を探索することを目的とする。BaTiO_3の格子定数は,Cr取込の増加と共に増大した。さらに,生成エンタルピー計算と弾性定数は,すべてのドープ相の熱力学的および機械的安定性を確認した。未ドープBaTiO_3の脆性性質が注目され,Crが漸増的に添加されると次第に脆性になる。最も重要なことに,純粋相の被削性は,ドープ相のそれよりわずかに良いことが分かった。増分ドーピングレベルは,BaTi_1-xCr_xO_3における弾性異方性のわずかな増加傾向を示した。BaTiO_3の半導体挙動は,電子バンド構造のバンドギャップを持ち,これは以前の実験および理論的報告を支持する。最後に,バンド構造と状態密度は,ドーピング増加に伴うバンドギャップの減少親和性を反映する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 格子定数 ,  生成熱 ,  弾性係数 ,  熱力学 ,  半導体 ,  *クロム ,  脆性 ,  *チタン酸バリウム ,  ドーピング ,  状態密度 ,  親和性 ,  密度汎関数法 ,  バンドギャップ
準シソーラス用語： 弾性異方性 ,  電子バンド構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ドープしたペロブスカイト ,  DFT計算 ,  機械的性質 ,  異方性 ,  電子バンド構造

分類 (5件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  磁区・磁化過程一般  (BM06111M) ,  半導体結晶の電気伝導  (BM03043X) ,  半導体の格子欠陥  (BK12040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： クロム ,  ドープ ,  チタン酸バリウム ,  物理的性質 ,  取り込み