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J-GLOBAL ID:202202211717257176   整理番号:22A0668047

バイオ系架橋剤として作用する2,5-フランジカルボン酸によるポリ(ビニおよび機械的性質の調整

Tuning the thermal and mechanical properties of poly(vinyl alcohol) with 2,5-furandicarboxylic acid acting as a biobased crosslinking agent
著者 (9件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 335-343  発行年: 2022年03月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ポリ(ビニルアルコール)(PVA)を,1から10%の範囲の濃度で2,5-フランジカルボン酸(FDCA)を用いて120°Cで無触媒固相エステル化によって架橋した。得られた生成物の構造キャラクタリゼーションを減衰全反射Fourier変換赤外分光法により行った。改質生成物の水吸収特性に及ぼすエステル架橋の影響を膨潤度分析によって研究した。得られた生成物の熱特性の改善を熱重量分析/示差熱分析によって確認し,熱安定性がFDCAの低濃度,すなわち1および5%に最適であり,分解最大値が,未改質PVAの267°Cと比較して,それぞれ354および371°Cで起こることを示した。生成物の機械的特性も引張試験により調べ,5%FDCA(48.2±2.6MPa)を用いた架橋PVAの引張強度は未処理のPVA(25.5±1.2MPa)と比較して2倍になった。ポリ(ビニルアルコール)(PVA)を,1から10%の範囲の濃度で2,5-フランジカルボン酸(FDCA)を用いて120°Cで無触媒固相エステル化によって架橋した。PVAの熱安定性は,特に1と5%の低いFDCA濃度で著しく改善され,分解最大値は,非改質PVAの267°Cと比較して,それぞれ354と371°Cで起こった。生分解性PVAの引張強度の2倍の増加が5%FDCAとの架橋によって達成された。Copyright The Author(s), under exclusive licence to The Society of Polymer Science, Japan 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  高分子固体の力学的性質 
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