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J-GLOBAL ID:202202211740388820   整理番号:22A0747850

ステージII/III結腸直腸癌の患者はアジュバント化学療法から利益を得る:文献集計データのモデリング解析【JST・京大機械翻訳】

Whether Patients With Stage II/III Colorectal Cancer Benefit From Adjuvant Chemotherapy: A Modeling Analysis of Literature Aggregate Data
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  ページ: 826785  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究は,ステージII/III結腸直腸癌患者における手術単独と比較して,術後補助化学療法の利点とリスクを明らかにするために,モデル分析を使用した。方法:手術のみを受けたステージII/III結腸直腸癌患者または術後補助化学療法を受けた患者を含む臨床試験を,PubMedおよびエンベーゼデータベースで検索した。生存モデルを確立することによって,手術単独または術後補助化学療法を受けた患者の全生存率(OS)と無病生存率(DFS)を,2つの間の差異を比較するために定量的に分析した。加えて,アジュバント化学療法群におけるグレード3/4副作用の発生率を,単一腕メタ分析におけるランダム効果モデルを用いて分析した。結果:33,069人の患者を含む合計34の研究を,分析に含めた。この研究は,術後補助化学療法が結腸直腸癌患者のOSとDFSを効果的に改善することを見出した。補助化学療法群と手術のみ群のOS中央値は,それぞれ118.8か月(95%CI:96.6,146.6)と74.6か月(95%CI:57.8,96.1)であった。そして,中央値DFSは,アジュバント化学療法と手術のみの群で,それぞれ86.3か月(95%CI:67.6,10.6)と40.8か月(95%CI:23.7,69.6)であった。補助化学療法群における共通グレード3/4副作用は,下痢,口内炎,白血球減少症および吐き気または嘔吐を含み,約3%~6%の発生率であった。結論:中期結腸直腸癌患者は,術後補助化学療法から有意に利益を得ることができる。本研究は,結腸直腸癌患者における切除後の補助化学療法を受ける利点とリスクに関する意思決定のための必要な定量的情報を提供する。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの薬物療法 
引用文献 (29件):
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  • BensonA. B., VenookA. P., Al-HawaryM. M., ArainM. A., ChenY. J., CiomborK. K., et al (2020). NCCN Guidelines Insights: Rectal Cancer, Version 6.2020. J. Natl. Compr. Canc Netw. 18 (7), 806-815. doi: 10.6004/jnccn.2020.0032
  • BensonA. B., VenookA. P., Al-HawaryM. M., ArainM. A., ChenY.-J., CiomborK. K., et al (2021). Colon Cancer, Version 2.2021, NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology. J. Natl. Compr. Canc Netw. 19 (3), 329-359. doi: 10.6004/jnccn.2021.0012
  • BöckelmanC., EngelmannB. E., KaprioT., HansenT. F., GlimeliusB. (2015). Risk of Recurrence in Patients with colon Cancer Stage II and III: a Systematic Review and Meta-Analysis of Recent Literature. Acta Oncol. 54 (1), 5-16. doi: 10.3109/0284186x.2014.975839
  • CarvalhoC., Glynne-JonesR. (2017). Challenges behind Proving Efficacy of Adjuvant Chemotherapy after Preoperative Chemoradiation for Rectal Cancer. Lancet Oncol. 18 (6), e354-e363. doi: 10.1016/s1470-2045(17)30346-7
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