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J-GLOBAL ID：202202211975368649   整理番号：22A0668039

高レベルの二次結晶化を示す高分子の結晶化速度論のモデリング

Modeling the crystallization kinetics of polymers displaying high levels of secondary crystallization

著者 (2件)： Kelly Catherine A. (School of Metallurgy and Materials, University of Birmingham, Edgbaston, Birmingham, UK) ,  Jenkins Mike J. (School of Metallurgy and Materials, University of Birmingham, Edgbaston, Birmingham, UK)
資料名： Polymer Journal  (Polymer Journal)
巻： 54  号： 3  ページ： 249-257  発行年： 2022年03月 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(3-ヒドロキシブチラート-co-3-ヒドロキシバレラート)の等温結晶化を,一連のモデル,すなわち,Avrami,単純化Hillier,Tobin,Malkin,Survici-Segal,Velisaris-Seferis,およびHayを用いて評価した。モデル評価の2つの方法を用いた:従来の二重対数プロットによるパラメータの決定および非線形,多重回帰分析による曲線回帰分析である。累積結晶化曲線の目視検査,R²値の計算および回帰の標準誤差,および戻りパラメータの評価を用いて,どのモデルが実験データを最も良く記述するかを評価した。Hayモデルは最良適合を生成し,Velisaris-Seferis平行モデルに従い,一次および二次結晶化が同時に起こることを示唆した。Avrami,Malkin,およびTobinモデルは,データが,一次結晶化が支配的な領域に限定されるとき,良好に機能することが分った。しかし,それらは全結晶化プロセスをうまくモデル化するためには使用できなかった。本研究は,特に高レベルのラメラ厚化および充填が結晶化時に起こるとき,速度論を解析するための最も適切なモデルの選択の重要性を強調する。ポリ(3-ヒドロキシブチラート-co-3-ヒドロキシバレラート)の等温結晶化を,一連のモデル,すなわち,Avrami,単純化Hillier,Tobin,Malkin,Survici-Segal,Velisaris-SeferisおよびHayを用いて評価した。Hayモデルは最良適合を生成し,Velisaris-Seferis平行モデルに従い,一次および二次結晶化が同時に起こることを示唆した。本研究は,特に高レベルの二次結晶化が起こるとき,等温結晶化動力学を解析するための最も適切なモデルの選択の重要性を強調する。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *結晶化 ,  *晶析速度 ,  モデリング ,  等温過程 ,  *レート方程式 ,  結晶核形成 ,  *多重回帰分析 ,  誤差 ,  標準偏差 ,  ラメラ ,  層状組織 ,  結晶性高分子 ,  ポリヒドロキシ酪酸-ヒドロキシ吉草酸 ,  相関係数 ,  生体適合性高分子 ,  数学モデル ,  脂肪族カルボン酸 ,  アニオン
準シソーラス用語： *Avrami式 ,  P3HB-3HV ,  結晶化速度論 ,  等温結晶化 ,  非線形回帰分析 ,  標準誤差

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  統計的品質管理  (KB04030W) ,  数値計算  (JE02000J)

物質索引 (2件)： 3-ヒドロキシブチラート ,  3-ヒドロキシ吉草酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 高レベル ,  高分子 ,  結晶化速度論 ,  モデリング