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J-GLOBAL ID：202202212238530464   整理番号：22A0908692

ブラジルの新農業フロンティアにおける農地と牧草地拡大により誘導された土壌有機物画分の変化【JST・京大機械翻訳】

Changes in soil organic matter fractions induced by cropland and pasture expansion in Brazil’s new agricultural frontier

著者 (4件)： Locatelli Jorge L. (Department of Soil Science, “Luiz de Queiroz” College of Agriculture, University of Sao Paulo, Avenida Padua Dias, 11, Piracicaba, SP 13418-260, Brazil) ,  Santos Rafael S. (Department of Soil Science, “Luiz de Queiroz” College of Agriculture, University of Sao Paulo, Avenida Padua Dias, 11, Piracicaba, SP 13418-260, Brazil) ,  Cherubin Mauricio R. (Department of Soil Science, “Luiz de Queiroz” College of Agriculture, University of Sao Paulo, Avenida Padua Dias, 11, Piracicaba, SP 13418-260, Brazil) ,  Cerri Carlos E.P. (Department of Soil Science, “Luiz de Queiroz” College of Agriculture, University of Sao Paulo, Avenida Padua Dias, 11, Piracicaba, SP 13418-260, Brazil)
資料名： Geoderma Regional  (Geoderma Regional)
巻： 28  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： W3038A  ISSN： 2352-0094  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,いわゆるMatopba地域(ブラジル北東部)は,無耕うん(CL)の下で大規模な牧草地(PA)と農地に転換した自然植生(NV:Cerradoバイオーム)の大きな面積で,加速した農業拡大を経験した。しかし,この地域からの土壌は大量の砂(>60%)を含み,侵食に対する高い感受性を有するため,土壌有機物(SOM)動力学に対する土地利用変化(LUC)の影響に関して懸念が提起されている。従って,著者らは,農業拡大が,マトピバ地域で観察される最も一般的なLUCシナリオにおけるSOM画分に影響する程度を評価した。土壌試料は,地域の代表的な農業地域に位置する3つの隣接サイト(すなわち,NV,PA,およびCL)で1mの深さまで採取した。土壌有機物は粒子状有機物(POM)と鉱物関連有機物(MAOM)に物理的に分画された。そして,炭素(C)と窒素(N)を,バルク土壌サンプルに加えてSOM画分で測定した。さらに,C管理指数(CMI)を,土壌健康変化を推論するプロキシとして用いた。NVからPAへの変換は,C(0~100cmでλ≧28Mgha-1)とN(0~50cmでδ≦0.5Mgha-1)を,年間損失率ΔΨ1.3と0.02Mgha-1で,それぞれ減少させた。炭素損失はPOMとMAOM画分の両方で生じ,NV(0~100cm)と比較して,それぞれ,ΔΔ36%と34%で低かった。このC枯渇は,PAの0~30cm土壌層において最小CMI値(75%)をもたらした。NVからCLへの変換は,全CおよびNストック(0~100cm)に影響しなかったが,SOM画分におけるC動態に影響した。より低い値は,NVと比較して30-70cm層におけるMAOM-C(λ>22%)で観察されたが,最上部土壌層(0~30cm)におけるPOM画分(λ≧24%)のC_accuralは,MAOM-C損失を相殺した。POMストックのこの増加はCMIを強化し,それは0~30cm層のNVより37%高かった。結果は,CとNレベルの低下に加えて,Matopba地域におけるPAの拡大が,低いCMI値によって示されるように,土壌健康を低下させることを明らかにした。一方,NVからCLへの土地転換はCとNストックに影響せず,CMIを増加させた。しかし,NV地域上の農業拡大は,地域の持続可能な発展を促進するためには,賢明な選択肢ではないと主張した。それは劣化PA地域を優先し,PA土壌を再炭化し,土壌健康を回復するための戦略として最良の管理慣行に基づくべきである。これは,気候変動を軽減し,Matopba地域における持続可能な食品生産を経時的に増加させるのに重要である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 浸食 ,  炭素 ,  *牧草地 ,  植生 ,  *土壌有機物 ,  気候変動 ,  土地 ,  *農地 ,  *有機物 ,  炭化 ,  在庫量 ,  土壌層位 ,  不耕起栽培 ,  農業地区 ,  持続可能な開発

著者キーワード (6件)： 土壌有機物 ,  炭素管理指数 ,  無耕うん ,  土壌の健康 ,  セラード ,  Matopiba

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (8件)： ブラジル ,  農業 ,  農地 ,  牧草地 ,  拡大 ,  誘導 ,  土壌有機物 ,  画分