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J-GLOBAL ID:202202212383840695   整理番号:22A0927193

Berea砂岩における弾性波伝播に及ぼす間隙流体置換効果:CO_2地質貯蔵の地震モニタリングへの含意【JST・京大機械翻訳】

Pore fluid substitution effects on elastic wave propagation in Berea sandstone: Implication to seismic monitoring of CO2 geologic storage
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2325A  ISSN: 1750-5836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,Berea砂岩のコア試料に沿った弾性波伝播に対する間隙水置換効果の観察に基づくCO_2地質貯留の地震モニタリングの実験的実証を示した。蒸留水(H_2O)と超臨界二酸化炭素(scCO_2)の二相コアフラッディングを,表面下条件(750~800m深さ)の試料に沿った超音波測定によって特性化した。著者らの実験結果は,圧縮(P)波伝播がCO_2とH_2Oの間の細孔流体置換に明らかに敏感であることを示した。しかし,せん断(S)波はそうではなかった。水飽和試料の動的体積弾性率は,約2%の多孔性を有する乾燥またはCO_2飽和試料のそれよりかなり高かったが,細孔流体に関係なく,動的せん断弾性率にはほとんど変化は見られなかった。P波速度,振幅,および相の変化を,細孔流体の段階的置換の間に観察した。しかし,S波では明確な変化は見られなかった。P波特性におけるヒステリシスは排水と吸水の間に生じ,それは2つの流体の異なる濡れ性によるようであった。また,その特性は,試料中の2つの流体の分布(平行または直列),ならびに流体の体積率に依存する。したがって,地震特性とCO_2飽和度の間には,独特の関係は存在せず,むしろ,2つの流体の毛細管圧力と圧縮率比にも依存する。著者らの結果は,時間経過地震記録が地表下のCO_2プルームの外観と移動を検出するのに満足できることを示唆するが,プルーム中のCO_2の容積分布の定量的予測には補足的なデータが必要である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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