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J-GLOBAL ID：202202212478252196   整理番号：22A0437216

強酸を用いた従来の珪藻試験:過小評価汚染源(盲点)に起因する顕著な偽陽性結果【JST・京大機械翻訳】

Conventional diatom testing using strong acid: Notable false-positive results caused by an underestimated contamination source (blind spot)

著者 (4件)： Kakizaki Eiji (Division of Legal Medicine, Department of Social Medicine, Faculty of Medicine, University of Miyazaki, 5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki 889-1692, Japan) ,  Shinkawa Norihiro (Division of Legal Medicine, Department of Social Medicine, Faculty of Medicine, University of Miyazaki, 5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki 889-1692, Japan) ,  Sonoda Ai (Division of Legal Medicine, Department of Social Medicine, Faculty of Medicine, University of Miyazaki, 5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki 889-1692, Japan) ,  Yukawa Nobuhiro (Division of Legal Medicine, Department of Social Medicine, Faculty of Medicine, University of Miyazaki, 5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki 889-1692, Japan)
資料名： Forensic Science International  (Forensic Science International)
巻： 330  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0596B  ISSN： 0379-0738  CODEN： FSCIDG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： d死犠牲者の閉鎖器官における珪藻陽性の低い率は,珪藻試験の課題を提示する。非d死犠牲者の閉鎖器官における高い陽性率も,重要な問題を提起する。これらの矛盾した知見は,1960-80年代の間に行われた珪藻試験研究において一般的であったが,理由は不明であった。本研究では,強酸を用いた珪藻試験における偽陽性結果に関連する最も重要な因子の1つを同定した。最初の珪藻試験後に完全に洗浄され,第2の試験前に組織を自由に保った再利用Kjeldahlフラスコにおいて,1290の偽陽性珪藻類を見出した。消化組織または水試料中に約10,000以上の珪藻類が存在するとき,20例中11例で偽陽性結果が得られた。再利用フラスコは,Cocconeis,Cymbella,Diatoma,Gomphonema,Navicula,およびNitzschiaを含む多くの一般的珪藻類(<30μm)を含み,閉鎖器官で同定された珪藻類の報告と一致した。驚くべきことに,そのような偽陽性結果は,同じフラスコを用いた6番目の珪藻試験でも,各分析で組織を自由に保った。対照的に,どの試薬でも珪藻類は検出されなかった。したがって,Kjeldahlフラスコの再利用は,6回の試験後でも珪藻類の検出によって証明されたように,アルカリ界面活性剤を用いてフラスコを洗浄することによって完全には防止できない偽陽性結果を容易に引き起こす。擬陽性結果を引き起こす珪藻は加熱により部分的に融解し,珪藻殻はガラスと類似のSiO_2から成るので,フラスコの内部表面ガラス上に固定されると仮定した。次に,付着珪藻を,次の珪藻試験で再加熱することによりガラスから放出した。これらの結果は,フラスコ中に残存する珪藻類の数が,肺または水試料の分析のための反復再利用の結果として,着実に増加することを示唆する。対照的に,新しいフラスコのみを用いた分析において,1つまたは2つの珪藻類だけが20の腎臓のうちの4つ,2つの肝臓のうちの2つ,および20の列死者からの8つの血液サンプルのうちの2つで見つかった。そのような珪藻類が実際に血液循環を介して運ばれるかどうかは,少数の珪藻類による汚染が剖検手順と珪藻試験の間に起こるかどうかを決定するのは難しい。結論として,新しい(未使用)Kjeldahlフラスコだけが強酸消化による珪藻試験に使用されるべきである。さらに,これらのデータは, d死犠牲者の閉鎖器官に存在する珪藻類の数および頻度が以前に考えられていたよりも非常に低いかもしれないことを示唆する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ガラス ,  付着 ,  硝酸 ,  界面活性剤 ,  血液循環 ,  死 ,  消化 ,  *汚染源 ,  *珪藻類 ,  剖検 ,  再利用 ,  水試料 ,  再加熱
準シソーラス用語： *強酸 ,  Nitzschia , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 眠気 ,  珪藻試験 ,  偽陽性 ,  強酸消化 ,  硝酸の煙霧化

分類 (2件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 強酸 ,  珪藻 ,  試験 ,  過小評価 ,  汚染源 ,  盲点 ,  起因 ,  偽陽性