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J-GLOBAL ID：202202212651998624   整理番号：22A0730371

共有結合有機骨格の光活性化オキシダーゼ模倣活性に基づくカプトプリルの視覚的検出【JST・京大機械翻訳】

Visual detection of captopril based on the light activated oxidase-mimic activity of covalent organic framework

著者 (7件)： Yuan Ming Yue (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Xiao Sai Jin (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Wu Yu Nan (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Qiu An Ting (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Guo Jing (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Zhong Zu Qi (School of Chemistry, Biology and Material Science, East China University of Technology, Nanchang 330013, China) ,  Zhang Li (College of Chemistry, Nanchang University, Nanchang 330031, China)
資料名： Microchemical Journal  (Microchemical Journal)
巻： 175  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： D0072A  ISSN： 0026-265X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光活性化模倣オキシダーゼは天然酵素の有望な代替であり,酸素分子は光照射下の模倣オキシダーゼの触媒作用で分解され,対応する基質はH_2O_2なしで酸化される。しかし,報告された光活性化ナノザイムの大部分は金属酸化物と炭素系ナノ材料であり,新しい種類の光活性化ナノザイムの探査と光吸収能と基質選択性の改善の余地があり,それらの応用の程度にはまだ大きな余地がある。共有結合性有機フレームワーク(COF)は多孔性の結晶性ポリマーであり,多用途の化学的安定性と拡張したπ共役骨格のために光触媒に広く応用されている。ここでは,新しい窒素リッチトリアジン含有COF(TTA-Tp COF)を,光活性化オキシダーゼ模倣活性を示すために例証した。白色LED照射下で,TTA-Tp COFのオキシダーゼ-模倣活性は劇的に増強され,無色溶液は基質として3,3′,5,5′-テトラメチルベンジジン(TMB)を用いて10分以内に青色に変化した。更なる研究は,増強されたオキシダーゼ-模倣活性が,TTA-Tp COFの完全な共役特性から,π-電子コミュニケーションと光収穫効率の増加を説明すること,従って,TTA-Tp COFが,可視光下で容易に励起され,酸化ブルー生成物にTMBを酸化する溶存酸素の存在下で活性酸素種(ROS)を生成することを示した。模倣オキシダーゼとして,TTA-Tp COFは,容易な光制御,優れた触媒酸化能力および良好な安定性の利点を有する。さらに,TTA-Tp COFの光活性化オキシダーゼ模倣活性を,カプトプリルを視覚的に検出するために適用し,線形範囲は1.0~100.0μM(R2=0.992)であり,検出限界は0.78μM(3σ/K)であった。TTA-Tp COFベースの比色法も良好な選択性を有し,カプトプリル錠剤中のカプトプリル濃度は標準法で得られたものと同一であった。さらに,錠剤試料と100倍希釈ヒト血清試料のスパイク実験は,91.9~105.6%の範囲の回収率を受け,現在のTTA-Tp COFに基づく比色法の高い精度を示唆した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 炭素 ,  溶存酸素 ,  光照射 ,  接触酸化 ,  共役 ,  *オキシダーゼ ,  基質 ,  錠剤 ,  可視光 ,  検出限界 ,  *共有結合 ,  光触媒 ,  ナノ材料 ,  アミノ酸 ,  チオール ,  窒素複素環化合物 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： *光活性化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 天然酵素 ,  ナノザイム ,  光活性化オキシダーゼ ,  共有結合有機骨格 ,  カプトプリル

分類 (4件)： 分光分析  (CC03012W) ,  酵素の応用関連  (EB09100B) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

物質索引 (1件)： カプトプリル

タイトルに関連する用語 (8件)： 共有結合 ,  骨格 ,  光活性化 ,  オキシダーゼ ,  模倣 ,  活性 ,  カプトプリル ,  視覚