文献

J-GLOBAL ID：202202212739543510   整理番号：22A0858014

量子格子系に対する準局所性限界 II ギャップ基底状態を持つフラストレーションのないスピン模型の摂動【JST・京大機械翻訳】

Quasi-Locality Bounds for Quantum Lattice Systems. Part II. Perturbations of Frustration-Free Spin Models with Gapped Ground States

著者 (3件)： Nachtergaele Bruno (Department of Mathematics and Center for Quantum Mathematics and Physics, University of California, Davis, Davis, CA, USA) ,  Sims Robert (Department of Mathematics, University of Arizona, Tuscon, AZ, USA) ,  Young Amanda (Munich Center for Quantum Science and Technology, and Zentrum Mathematik, TU Muenchen, Garching, Germany)
資料名： Annales Henri Poincare  (Annales Henri Poincare)
巻： 23  号： 2  ページ： 393-511  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0114B  ISSN： 1424-0637  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラストレーションフリーハミルトニアンによって定義された量子スピン系のギャップ基底状態相の摂動の幅広いクラスに関する安定性を研究した。本研究のコア結果は,局所位相的量子秩序(LTQO)の条件の下で,Bravyi-Hastings-Michalakis(BHM)戦略を用いた証明であり,バルクギャップは,延伸指数よりも長い距離で減衰する摂動の下で安定である。以前の研究と比較して,著者らは,より一般的な境界条件を有するモデルおよび離散対称性の破れを有するモデルを含むように扱うことができるフラストレーションフリー量子スピンモデルのクラスを拡張した。詳細な推定は,システムサイズで均一であり,ある程度明示的であるギャップに対する正の下限の妥当性のための十分条件を定式化することを可能にする。著者らは,MichalakisとZwolakのアプローチに続くBHM戦略の調査を提供し,その変化は,周期的境界条件とより一般的な格子より一般的に適合するために導入した。不可解性半径によりLTQOとして知られる基本条件を表現し,それを導入した。次に,均一有限体積結果を用いて,熱力学限界を研究した。最初に,ユニークな限界基底状態の事例を研究し,次に離散対称性の自発的破壊を伴うモデルを考察した。後者の場合,LTQOは,全ての局所観測に対して保持できない。しかし,対称性を維持する摂動に対しては,ギャップの安定性と破壊対称性相の構造を示す。各純粋状態に関連したGNSハミルトニアンは基底状態以上の非ゼロスペクトルギャップを持つことを証明した。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ハミルトニアン ,  *基底状態 ,  熱力学 ,  境界条件 ,  *モデル ,  スピン系 ,  位相 ,  *スピン ,  *局所性 ,  定式化 ,  *摂動 ,  有限体積法 ,  離散対称性
準シソーラス用語： 量子スピン ,  量子スピン系 ,  周期的境界条件 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 磁性理論  (BM06020X)

タイトルに関連する用語 (10件)： 量子 ,  格子 ,  局所性 ,  限界 ,  ギャップ ,  基底状態 ,  フラストレーション ,  スピン ,  模型 ,  摂動