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J-GLOBAL ID:202202212783381522   整理番号:22A0449322

バンコマイシン誘発急性腎障害における腎臓生検所見:プール解析【JST・京大機械翻訳】

Kidney biopsy findings in vancomycin-induced acute kidney injury: a pooled analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 137-148  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4497A  ISSN: 1573-2584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:急性腎損傷は,バンコマイシン投与の主要な副作用を示す。本研究の目的は,バンコマイシン腎毒性の全ての生検改善症例を蓄積し,腎臓予後と組織病理学的特徴の関連を評価することである。【方法】Medline,Scopus,CENTRAL,Web of Science,およびClinicaltrials.govを,2020年9月29日から9月29日まで系統的に検索した。生検で証明されたバンコマイシン腎毒性患者の個々のデータを提供するすべての症例報告/シリーズは,適格であった。腎回復に対する組織学的診断の効果を評価するために,時間対イベント分析を行った。結果:全体で,患者21人を含む18の研究を含めた。急性尿細管間質性腎炎は,9人の患者で優勢なパターンであり,急性尿細管壊死と比較し,永久腎機能障害(HR:5.08,95%CI:[1.05-24.50)]の有意に高いリスクと関係した。気管支炎と好酸球浸潤は最も一般的な組織病理学的所見であったが,間質性線維症は腎予後が有意に悪化していた(HR:5.55,95%CI:1.13~27.27)。免疫蛍光と電子顕微鏡の特徴は非特異的であった。バンコマイシン凝集体とウロモジュリンから成る管状キャストによる閉塞は,腎毒性の新しい機構として同定されている。結論:急性尿細管壊死と尿細管間質性腎炎は,バンコマイシン誘発急性腎損傷の主な組織学的パターンを示す。間質性炎症の背景における線維症の存在は,より低い回復率とより悪い長期腎臓転帰と関連する可能性がある。新しいキャスト腎症閉塞性機構を示唆し,更なる確認を必要とした。大規模研究は,バンコマイシン腎毒性の疑いがある症例における腎臓生検の正確な適応を定義するべきである。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Nature B.V. 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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病原体に作用する抗生物質の臨床への応用 
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