抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道産カタドブガイBuldowskia iwakawai(Suzuk,1939)幼生に対する宿主を,冬期において,幼生が17魚種分類群に感染したかどうかを調べることにより同定した。魚は,幼生感染後11~15日間水槽に入れ,幼生数と宿主から離脱する変態稚貝が計数された。生きたカタドブガイB.iwakawaiの幼生が,オイカワOpsariichthys platypus,カワムツCandidia temminckii,ウグイPseudaspius hakonensis,アブラハヤPhoximus lagowskii steindachneri,ホトケドジョウLefua echigonia,グッピーPoecilia reticulata,カワアナゴEleotris oxycephala,ドンコOdontobutis obscura,ヌマチチブTridentiger brevispinis,シマヨシノボリ属Rhinogobius nagoyaeおよびゴクラクハゼRhinogobius similisから離脱した。したがって,これら11魚種は,カタドブガイB.iwakawai幼生の適切な宿主として同定された。(翻訳著者抄録)