抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・北海道のJA新はこだて木古内支店女性部から木古内味噌の袋の「膨らみ」について相談を受けた著者が対処した原因探索および関係機関が連携した販売促進活動について紹介。
・著者は北海道立工業技術センターに原因究明を依頼した結果,雑菌や腐敗によるものではなく,高温に伴う酵母による二酸化炭素の発生が原因であることが判明。
・次に関係機関が連携して「他社の味噌製品との特性比較」および「流通形態・販売方法の比較」を目的として,機器分析及び官能評価を実施。
・その結果,木古内味噌の特徴である微生物を不活化処理しない製法,冷蔵,低酸素と密閉による包装法により,独特の色調,香り,食味を生み出していることが判明。
・そこでこの特徴を活かして「袋の膨らみ」をポジティブに捉え,注意書きを添えること,味噌を使ったレシピの作成,直売場や道の駅などでの販売促進活動を展開。