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J-GLOBAL ID:202202213265571298   整理番号:22A0150323

土壌有機物画分の分布は土壌プライミングにより変化する【JST・京大機械翻訳】

Distribution of soil organic matter fractions are altered with soil priming
著者 (3件):
資料名:
巻: 164  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土壌有機物(SOM)は,栄養循環と保持,団粒安定性および水保持へのその影響を通して,土壌生産性の媒介において中心的役割を果たす。このように,新しい土壌改良を含む管理技術または技術は,SOMにおける炭素(C)および他の栄養分の蓄積を通して,農民に利益を与えることができた。しかし,これらの同じ入力は,プライミングとして知られる過程を通して,天然SOMの加速無機化につながる。この未解決のパラドックスは,異なるSOM画分がプライミングとどの方向に応答するかの限られた理解のためであろう。本研究では,チーズ製造の低分子量糖副産物であるラクトビナートで土壌を修正したときのプライミングに対する機能的に異なるSOM画分の応答を調べた。液体ベースの13Cラクトビナートを農業シルト質ローム土壌に添加し,その残留性,プライミング効果,および種々のSOM画分のラクトビナートに対する84日間にわたる応答を研究した。累積土壌二酸化炭素(CO_2)は対照に対してラクトビナート添加土壌でより大きく,実験の終わりまでに,添加したラクトビナートの53%が無機化された。全体で,現存SOMの40%の陽性プライミングが14から84日で観察された。SOM画分への乳酸誘導変化を,インキュベーションの14,28,56および84日目に測定し,プライミングが高速および遅いサイクリングSOC画分間のCの分布を変化させるかどうかを検討した。ラクトビナートに応答して,水抽出性有機物(WEOM)画分の全C含有量は,添加した溶解ラクトビナートから100%増加し,その後,他のSOM画分より,より早く低下した。さらに,軽質画分粒子有機物(LF-POM)画分の全Cも減少した。同時に,著者らは,ラクトビナート添加に応答して,より遅い循環砂サイズPOM(H-POM)および鉱物関連有機(MAOM)C画分における全Cの増加を観察した。また,ラクトビナート添加土壌における全土壌Cのわずかな増加を見た。したがって,本知見は,土壌へのラクトビナートの適用が,より速いサイクリングLF-POMとWEOM画分の正のプライミングを誘導するかもしれないが,長期持続性と総土壌炭素の正味損失のない擾乱に対する相対的回復性と関連するH-POMとMAOM C画分における同時利得も誘導することを示唆する。このように,ラクトビナートのような低分子量Cベース材料の応用は,SOM画分の内部循環と変換へのその影響により,より持続的なSOMを構築する道筋を提供する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  施肥法・肥効 
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