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J-GLOBAL ID：202202213299163166   整理番号：22A1920698

運転データからの認知機能推定

Estimation of Cognitive Function from Driving Data

著者 (6件)： 基村竜晟 (北陸先端科学技術大学院大) ,  田中貴紘 (名古屋大) ,  吉原佑器 (名古屋大) ,  藤掛和広 (中京大) ,  金森等 (名古屋大) ,  岡田将吾 (北陸先端科学技術大学院大)
資料名： 人工知能学会全国大会論文集(Web)  (Proceedings of the Annual Conference of JSAI (Web))
巻： 36th  ページ： ROMBUNNO.3G3-OS-15a-02(J-STAGE)  発行年： 2022年 
JST資料番号： U1701A  ISSN： 2758-7347  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,認知機能の低下による高齢ドライバーの交通事故は深刻な問題となっている.個人の認知機能に合わせてドライバーをサポートする運転支援システムはこの問題に対する一つの解決策であり,適切なフィードバックを提供することで,交通事故を未然に防ぐことが期待できる.このようなシステムを実現するために,本論文では運転データからドライバーの認知機能を推定する回帰モデルを提案する.予測モデルの中で,運転している道路の種類を考慮し,様々な長さの運転行動を捉えることによって,ドライバーの認知機能を高い精度で予測することができた.実験の結果,提案手法ではTrail Making Test BとUseful Field of Viewテストのスコアを,それぞれ0.747と0.634の相関係数で予測できた.さらに,本論文では認知機能の予測に重要なセンサや運転行動の分析を行い,道路の種類を考慮した特徴量が予測精度を向上させたことを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： *運転 ,  *データ ,  *自動車 ,  *回帰モデル ,  神経心理学的検査 ,  認識 ,  老人 ,  運転者 ,  交通事故 ,  運転支援システム ,  予測モデル ,  人間行動 ,  行動科学 ,  *運転データ ,  モデル
準シソーラス用語： 運転行動 ,  行動分析 ,  高齢ドライバ ,  認知機能評価

分類 (2件)： 運転者  (TB01040V) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 認知機能 ,  推定