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J-GLOBAL ID：202202213334263954   整理番号：22A0879688

セルフハザードマップ作成に向けた洪水時における浸水範囲規定要因の検討

A Factorial Estimation on Regulating Flood Area for Developing Their Self-made Hazard Map in the Event of a Flood

著者 (3件)： 小山拓志 (大分大 教育) ,  氏田洵悠 (大分県国東高) ,  土居晴洋 (大分大 教育)
資料名： 大分大学教育学部研究紀要  (Research Bulletin of the Faculty of Education, Oita University)
巻： 43  号： 2  ページ： 53-68  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： F0731B  ISSN： 2424-0680  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,2012年豪雨(平成24年豪雨)時における氾濫水の到達点,すなわち浸水範囲の末端部に着目し,現地調査を基に浸水範囲規定要因について検討した。その結果,氾濫水はブロック塀や地形などによってその流れが制限されたことが明らかとなった。一方で,氾濫水を制限する要因は,僅かな土地利用の変化や地形改変によって変化することが,過去の水害との比較によって見出された。つまり,地域構造の変化と共に,氾濫水の流れを制限する要因も短期間で変化する可能性がある。そのため,既存の洪水ハザードマップに,それらの情報を住民自らが書き込む「セルフハザードマップ」の作成が重要かつ効果的であると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *洪水 ,  浸水 ,  *水深 ,  *限界条件 ,  地図 ,  豪雨 ,  現地調査 ,  地形効果 ,  障害物 ,  土地利用 ,  泥水 ,  *災害調査
準シソーラス用語： ハザードマップ ,  氾濫水

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： ハザードマップ作成 ,  洪水 ,  浸水 ,  規定 ,  要因