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J-GLOBAL ID:202202213476170527   整理番号:22A0890361

lncRNA TCTN2修飾間葉系幹細胞由来のエキソソームはmiR-329-3p/IGF1RAxisによる脊髄損傷を改善する【JST・京大機械翻訳】

Exosomes Derived from lncRNA TCTN2-Modified Mesenchymal Stem Cells Improve Spinal Cord Injury by miR-329-3p/IGF1R Axis
著者 (5件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 482-495  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0336A  ISSN: 0895-8696  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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間葉系幹細胞(MSC)由来エキソソームは,脊髄損傷(SCI)を軽減する際に重要な役割を果たす。以前の研究は,長い非コードRNA構造ファミリーメンバー2(TCTN2)がSCIを軽減することができることを示した。ここでは,TCTN2がMSCに由来するエキソソームを介したSCI後の機能的回復にその役割を及ぼすかどうかを検討した。SCIモデルをラットで確立し,神経機能をBasso,Beattie,およびBresnahan(BBB)スコアリングを用いて評価した。リポ多糖類(LPS)誘導分化PC12細胞を神経毒性研究のためのin vitroモデルとして用いた。遺伝子と蛋白質の発現を,qRT-PCRとウェスタンブロット法によって検出した。エキソソームは超遠心によって分離して,TEMとウエスタンブロットによって認定した。CCK-8アッセイ,EdUアッセイ及びフローサイトメトリーを用いてin vitroアッセイを行った。二重ルシフェラーゼレポーターアッセイとRIPアッセイを用いて,miR-329-3pとTCTN2またはインシュリン様成長因子1受容体(IGF1R)の間の標的関係を確認した。TCTN2発現は,SCIモデルラットおよびリポ多糖類(LPS)刺激PC12細胞において下方制御された。MSCはエキソソームを産生し,TCTN2を分泌エキソソームにパッケージできた。ラットへのTCTN2エキソソームの尾静脈注射は,SCIの機能的回復を有意に改善した。一方,TCTN2エキソソーム処理は,in vitroでLPS誘導神経アポトーシス,炎症および酸化ストレスを軽減した。さらに,TCTN2はmiR-329-3pを標的化し,その後その標的IGF1Rの発現を調節した。レスキューアッセイは,miR-329-3p/IGF1R軸がLPS処理PC12細胞に及ぼすTCTN2エキソソームの有益な効果を媒介することを示唆した。TCTN2修飾MSC由来のエキソソームは,in vivoでのSCIの機能的回復を改善し,miR-329-3p/IGF1R軸を介してin vitroでLPS誘導神経アポトーシス,炎症および酸化ストレスを減弱し,SCIに対するMSCエキソソームに基づく治療法の開発への新しい洞察を示唆した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 

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