抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・電磁場の基礎方程式は4個のMaxwellの方程式と3個の構成則(電気分極,磁気分極,Ohmの法則)から成り,これですべての電磁現象は説明可能。
・これが古典的な方法論で,新しい流れは保存則をベースに考える方法論であり,3個の保存則すなわち電荷保存則・電磁運動量保存則・電磁エネルギー保存則を用いる方法論。
・ちなみに電磁運動量保存則とはLorentzの公式であり,電磁エネルギー保存則とはPoynting-Hevisideの定理。
・2章のMaxwellの方程式では,基本場と補助場,方程式の解釈,運動する導体,電磁波の方程式等についての解説。
・3章の電磁場の多重線形性では,電磁場の多重線形性,Maxwellの応力テンソル,電気力線の力学的性質,磁力線が流線に凍結される条件についての解説。
・4章の電磁場の相対論と非相対論では,Minkowski空間とLorentz変換,電磁運動量の保存則,電磁エネルギー保存則,電磁エネルギーの表示方法,電磁エネルギー運動量テンソルについての解説。
・5章のおわりにでは,Maxwellの方程式,非相対論的な関係,Maxwellの応力テンソル,電磁場の構成則,電磁エネルギー運動量テンソルについての解説。