文献

J-GLOBAL ID：202202214177670383   整理番号：22A0993142

脆性材料の動的亀裂成長をシミュレートする非連続変形解析法【JST・京大機械翻訳】

Numerical study on dynamic crack propagation of brittle materials by discontinuous deformation analysis

著者 (3件)： Zhang Kaiyu (天津大学水利倣真与安全国家重点実験室及建筑工程学院,天津300350;天津大学建筑工程学院,天津300350) ,  Liu Feng (天津大学水利倣真与安全国家重点実験室及建筑工程学院,天津300350;天津大学建筑工程学院,天津300350) ,  Xia Kaiwen (天津大学水利倣真与安全国家重点実験室及建筑工程学院,天津300350;天津大学建筑工程学院,天津300350)
資料名： Yantu Gongcheng Xuebao  (Yantu Gongcheng Xuebao)
巻： 44  号： 1  ページ： 125-133  発行年： 2022年 
JST資料番号： C2048A  ISSN： 1000-4548  CODEN： YGXUEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 非連続変形解析法(DDA)は陰的離散要素法であり、仮想節理を導入することで、材料が連続から破壊までの過程をシミュレーションできる。DDA法を脆性材料の動的亀裂伝搬問題に適用することを試みた。Voronoi多角形離散に基づくDDA法を採用して,シミュレーションを行なった。Voronoi多角形は,多くの短いエッジが存在するので,オリジナルDDAプログラムを用いて,短いエッジが優先的に破壊される。この問題に対して、均一バネリングアルゴリズムを導入することにより、多少の短辺破壊の問題をある程度軽減した。次に,動的亀裂伝搬を定量的に解析するために,パラメータキャリブレーションスキームを提案した。このスキームは単軸圧縮試験を通じて弾性パラメータ校正を行い、溝付き半円盤試験を通じて強度パラメーターのキャリブレーションを行った。較正したパラメータでシミュレートした溝付き半円盤を用いて,亀裂伝搬経路は試験結果とよく一致した。最後に,自己相似亀裂伝搬,亀裂分岐,およびコンパクト引張試験を含むいくつかの典型的な脆性材料の動的亀裂伝搬を,キャリブレーションパラメータに基づいてシミュレーションした。シミュレーションの結果は,DDA法が自己相似亀裂伝搬時の亀裂伝搬速度の変化則をよく再現でき,脆性材料の亀裂分岐現象を真実にシミュレートでき,異なる負荷速度でのコンパクト引張試験における異なる破壊モードを成功裏にシミュレートできることを示した。これらの計算例は,脆性材料の動的亀裂伝搬問題をシミュレーションするためのDDA法の実現可能性を検証し,後続の関連する応用のための基礎を築いた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 円板 ,  数値解析 ,  破壊 ,  引張試験 ,  圧縮試験 ,  *解析 ,  弾性 ,  節理 ,  *亀裂伝搬 ,  材料 ,  一軸 ,  過程 ,  *脆性材料 ,  破壊モード
準シソーラス用語： *変形解析 ,  離散要素法 ,  亀裂伝搬速度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 脆性材料 ,  亀裂成長 ,  変形解析